2018.04.26更新

歯が残らずなくなってしまったらオールオン4

歯を失う原因で最も多いのが歯周病です。
歯周病は口の中の細菌が原因で引き起こされるもので、次々に歯を失ってしまう可能性も高いのです。
歯を失うと先ず機能面での支障をきたします。
しっかりと噛めないので消化器などに負担をかける結果となってしまいます。
また見た目も気になるでしょう。

歯を残らずなくしたときにはまず総入れ歯が頭に浮かぶと思いますが、もちろん総入れ歯でもある程度の見た目と機能は回復されるでしょう。
総入れ歯にしても様々な素材や方法が出てきている現在、オールオン4というインプラントの技法があります。
この方法が出現する前は総入れ歯をインプラントにすると片顎で8本から10本のインプラントを埋め込んでいましたが、オールオン4の出現は画期的なものでした。
インプラント治療の費用は埋め込んだインプラントの本数が大きく関係してくることから、経済面でも身体的にも負担の大きい治療法でした。

オールオン4とは片顎の義歯を4本のインプラントで支えるというものです。
インプラントを埋め込む位置を綿密に計算し、また骨量の多い部分を使用するので骨量が減っていても骨移植など行う必要がなくなります。
最大のメリットは手術当日に多くの場合は仮歯を装着でき、食事も可能となります。
半年程度の経過をみて人工歯に取り換えるということになります。

オールオン4で義歯を固定することで安定性もよく、咀嚼機能も回復し、硬い物でも噛めるようになります。
食生活も充実したものになり、見た目も自然で審美性に優れており、心身ともに活き活きとした生活を送ることができるでしょう。

オールオン6という方法もあります。
これは正式な技法の呼び方ではなく、一部の歯科医が使用している便宜上の言葉なのですが、片顎の義歯を6本のインプラントで支えるという方法です。
埋め込むインプラントの本数が多いほど安定性もよくなるのですが、どちらの方法が適しているかは本人の希望と口腔の状態を加味して最終的には決定します。

ここで注意しなければならないのは、オールオン4もオールオン6も優れた技法であり、審美性と機能性の回復が期待でき、食生活も充実したものになるのですが、メンテナンスを欠かすことはできません。
歯科医の指示通りにクリニックを受診してプロのケアを受け、また日常のケアもしっかりと指導を受けきちんと実践しなければなりません。
ケアを怠ると最悪の場合せっかく埋め込んだインプラントが抜け落ちてしまうという結果になります。